「いつでもあえる」 菊田まりこかなりベストセラーになって、取り上げられた本なので、ご存知の方が多いと思います。犬のシロと飼い主のみきちゃんとのお話です。犬の視点で書かれた物語で、本屋で立ち読みして人前なのに大泣きし、慌てて買った本です。何度読んでも泣いてしまいます。なんせ書かれてる視点が犬なので、感情がすごくダイレクトに伝わってきて、胸が締め付けられる思いです。愛しい人に置いていかれるのは、人間でも動物でも辛いのです。 シロが幸せになってくれる事こそが、みきちゃんの願い。それを悟ったシロの優しい感情が何度読んでも伝わってきます。子育て中の今、たまにこの子にとってあたしは必要な人間だろうか?と考えた時も読んで「やっぱり必要なんだ!この子にこんな思いさせられない」と思い直したりもします。 是非、大人にも子供にも読んで欲しい本です。 ジャンル別一覧
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